ドラム式洗濯機クリーニングは必要?放置のリスクと効果・おすすめの掃除方法
導入
ドラム式洗濯機は便利な反面、内部に汚れやカビが蓄積しやすい家電です。
「掃除しなくても普通に使えているから大丈夫」と思っていませんか?
実は、掃除を怠ると臭いや性能低下、さらには故障につながることもあります。
実際に、ドラム式洗濯機は掃除をしないとカビや悪臭が発生するケースがあるとされています。
この記事では、クリーニングの必要性から掃除方法、注意点まで詳しく解説します。
目次
- ドラム式洗濯機クリーニングは必要?
- 放置するとどうなる?リスクを解説
- クリーニングの効果
- ドラム式洗濯機の掃除方法
- 掃除頻度の目安
- 掃除の注意点
- よくある質問
- まとめ
ドラム式洗濯機クリーニングは必要?
汚れは見えない場所に溜まる
ドラム式洗濯機は構造が複雑で、以下のような箇所に汚れが溜まります。
- 洗濯槽の裏側
- ゴムパッキン
- 排水フィルター
- 乾燥経路
見えない場所ほど汚れやすく、気づいたときには蓄積しているケースが多いです。
掃除しないと確実に汚れる
洗濯機は「水と洗剤を使うからキレイ」と思われがちですが、実際は違います。
- 石鹸カス
- 糸くず
- 皮脂汚れ
これらが蓄積し、カビや雑菌の原因になります。
放置するとどうなる?リスクを解説
① 洗濯物が臭くなる
最も多いトラブルが「生乾き臭」です。
内部のカビや雑菌が原因で、洗っても臭いが残ります。
② カビ・黒い汚れが発生
ドラム内部では湿気と汚れが合わさり、カビが繁殖します。
場合によっては黒いカスが出てくることもあります。
③ 乾燥機能の低下
ホコリが詰まることで、
- 乾燥時間が長くなる
- 電気代が上がる
- 生乾きになる
といった問題が起こります。
④ 故障リスクが高まる
汚れの蓄積は以下の原因になります。
- 排水エラー
- センサー異常
- ヒートポンプの不具合
結果的に修理費が高額になる可能性もあります。
クリーニングの効果
ドラム式洗濯機を掃除すると、以下の効果が期待できます。
- 臭いの改善
- 洗浄力の回復
- 乾燥効率アップ
- 電気代の節約
- 故障予防
特に乾燥機能の改善は体感しやすく、多くの人が効果を実感するポイントです。
ドラム式洗濯機の掃除方法
① 洗濯槽の掃除(基本)
月1回は洗濯槽クリーナーを使いましょう。
- 塩素系:カビ除去に強い
- 酸素系:やさしい洗浄
洗濯槽は月1回の掃除が推奨されています。
② ゴムパッキンの掃除
ドア部分のゴムには汚れが溜まりやすいです。
- 濡れた布で拭く
- カビは専用洗剤で除去
③ フィルター掃除
重要なポイントです。
- 乾燥フィルター → 使用後毎回
- 排水フィルター → 週1回
フィルター掃除を怠ると一気に性能が低下します。
④ 洗剤投入口・排水口の掃除
見落としがちな部分ですが、汚れが溜まりやすいです。
- 月1回程度の掃除が目安
- ぬめりやカビを除去
掃除頻度の目安
掃除箇所ごとの目安は以下の通りです。
- 毎回:乾燥フィルター
- 週1回:排水フィルター
- 月1回:洗濯槽・排水口
- 2〜3年:分解クリーニング
プロによる分解洗浄は2〜3年に1回が推奨されています。
掃除の注意点
強い薬剤の使いすぎに注意
洗剤の種類によっては部品を傷める可能性があります。
無理に分解しない
ドラム式洗濯機は構造が複雑なため、自己分解は故障の原因になります。
水漏れ・感電リスクに注意
掃除前は必ず電源を切りましょう。
よくある質問
Q. ドラム式洗濯機は掃除しなくても大丈夫?
A. 使用はできますが、臭いや性能低下の原因になるため推奨されません。
Q. 市販クリーナーだけで十分?
A. 軽い汚れならOKですが、内部の奥までは落とせません。
Q. 業者クリーニングは必要?
A. 以下の場合は検討しましょう。
- 3年以上使用
- 臭いが取れない
- 乾燥機能が弱い
まとめ
ドラム式洗濯機のクリーニングは、快適に使い続けるために必要なメンテナンスです。
放置すると、
- 臭い
- カビ
- 性能低下
- 故障
といったリスクが高まります。
まずは日常的な掃除を習慣化し、必要に応じてプロのクリーニングも検討しましょう。
この記事を書いた人

今野 直也
家電修理スペシャリスト / 暮らしのレスキュー学院 講師
大手家電メーカー製品から、部品供給が終了した旧式の家電まで、年間数千件以上の修理を手掛ける現役の修理技師。単に「直す」だけでなく、製品の構造や故障の原因を論理的に解明する深い知見を持つ。 現在は、自身が培った高度な修理技術を次世代に継承するため「暮らしのレスキュー学院」にて講師を務め、これまでに多くの多能工(マルチスキル・テクニシャン)を輩出。現場第一主義を貫き、確かな技術に裏打ちされた「失敗しない修理のコツ」を日々発信している。


