エアコンの風は出るのに冷えない!原因と修理費用を解説【完全保存版】

エアコンの風は出るのに冷えない!原因と修理費用を解説【完全保存版】

夏の猛暑日や蒸し暑い夜、部屋を素早く涼しくしようとエアコンのスイッチを入れた際、「ファンは勢いよく回って風が出ているのに、一向に部屋が冷えない」「出てくる風がただのぬるい外気と同じで冷たくない」というトラブルに直面すると、本当に焦ってしまいますよね。

特に、室内機から風が吹き出していると「電気は通っているし壊れてはいないはず」「なぜ風が出るのに冷えないんだろう?」と不思議に思う方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、エアコンから風が出ている状態は、室内機のファンモーター自体は正常に動作していることを意味します。それにもかかわらず冷風が出ない場合、原因は「フィルターの目詰まりや設定ミスなどの簡単な問題」から、「冷媒ガスの漏れ」「室外機の心臓部(コンプレッサー)の故障」まで多岐にわたります。


本記事では、エアコンの風が出るのに冷えない原因を体系的に網羅し、自分で今すぐ試せるセルフチェック方法、症状ごとのリアルな修理費用相場、損をしないための「修理 vs 買い替え」の判断基準、そして信頼できる修理業者の選び方まで、1万文字を超える圧巻の情報量で徹底的に解説します!

1. 【原因解説】風が出るのに冷えない7つの理由

エアコンは「室内機」と「室外機」が連携し、お部屋の中にある「熱」を吸い取って外へ排出することで室温を下げています。風が出ているということは、室内機の送風ファンは働いている状態です。


では、なぜ風が出るのに冷たくならないのか、考えられる7つの原因を順番に詳しく見ていきましょう。


原因①:フィルター・熱交換器のひどいホコリ詰まり

室内機の前面パネルを開けると見えてくる「フィルター」や、その奥にある金属板「熱交換器(アルミフィン)」にホコリや油汚れ、カビがびっしりとこびりついているケースです。


フィルターが塞がれていると、エアコンは室内から空気を取り込むことができなくなります。送風ファンだけが虚しく回って風を送り出そうとするため、風自体は出ていても熱交換が一切行われず、部屋の空気をただ循環させるだけの生ぬるい風になってしまいます。


  • 特徴: 風量が以前より弱く感じる、エアコンから「ブーン」「キーン」と負荷がかかっているような異音がする、カビ臭い匂いがする。

原因②:室外機周辺の環境悪化(ショートサーキット現象)

エアコンは室内から奪った熱を室外機から外へ捨てています。しかし、室外機の吹き出し口のすぐ前に物置やプランター、タイヤ、折りたたんだ自転車などを置いていると、室外機から排出された熱風が障害物に当たって跳ね返り、再び室外機に吸い込まれてしまう「ショートサーキット」という現象が起こります。


室外機の周辺が熱帯並みの高温になると、制御基板が「これ以上動かすと危険だ」と判断し、安全装置が働いて冷媒を冷やす運転(コンプレッサーの稼働)を自動停止させてしまいます。


  • 特徴: 室外機のプロペラは回っているのに出てくる風が激熱、または室外機自体が極度に熱くなっている。

原因③:設定ミスやリモコンの誤操作

初歩的な原因に見えますが、実は非常に多くのご家庭で発生しているのがリモコンの設定ミスです。


  • 運転モードが「冷房」ではなく「除湿(ドライ)」や「送風」になっている。

  • 冷房の設定温度が、現在の室温よりも高く設定されている(例:室温25℃の時に設定温度27℃になっている)。

  • 「自動運転」モードにしており、室内機の温度センサーが誤作動を起こして送風に切り替わっている。

エアコンは、設定温度が現在の室温より低い場合のみ冷風を出す仕組みになっています。

原因④:冷媒ガスの漏れ・不足(ガス抜け)

「風は力強く出ているのに、全く冷たくない」というトラブルにおいて、機械的な原因として最も発生頻度が高いのが「冷媒ガスの漏れ(ガス抜け)」です。

エアコンの内部には、熱を運ぶキャリアの役割を果たす「冷媒ガス(フロン類)」が充填されています。このガスが配管の接続部の隙間や経年劣化による微細な穴から漏れて減ってしまうと、室内機と室外機の間で熱を移動させることができなくなります。その結果、エアコンは冷やす能力を完全に失い、ただの「大きな扇風機」になってしまうのです。

原因⑤:室外機ファンモーターや制御基板の故障

エアコンの冷房運転には、室外機が正しく稼働することが不可欠です。

室内機から「冷やせ」という指示が出ているにもかかわらず、室外機の電子基板(制御基板)が落雷や経年劣化でショートして壊れていたり、室外機のプロペラを回す「ファンモーター」が故障していると、室外機で熱を捨てることができません。

  • 特徴: 室内機からは風が出ているが、ベランダや屋外にある室外機を見に行くとプロペラが全く回っていない、または「カチッ」と音がしてすぐ止まる。

原因⑥:コンプレッサー(圧縮機)の故障・焼き付き

コンプレッサーとは、室外機の中に格納されているエアコンの「心臓部」とも言える最も重要なパーツです。冷媒ガスを強力に圧搾して高温・高圧にし、循環させる働きをしています。


このコンプレッサーが長年の使用による摩耗や、冷媒ガス不足に伴うオイル切れで焼き付いて故障すると、冷媒が一切循環しなくなります。室内機のファンがどれだけ回っても、冷風が出ることは100%ありません。


原因⑦:温度センサー(サーミスタ)の誤作動・故障

室内機の中には、部屋の現在の温度をリアルタイムで検知している「温度センサー(サーミスタ)」という小さな電子部品が組み込まれています。


このセンサーが故障すると、部屋の中がまだ30℃以上あって激熱であるにもかかわらず、エアコンの頭脳(基板)に対して「現在の室温は20℃です。十分に冷えています」という誤った信号を送ってしまいます。その結果、エアコンは勝手に冷房運転をストップし、送風モードに切り替えてしまうのです。

2. 【即実践】業者を呼ぶ前に試すべき4つの応急処置&セルフチェック

「エアコンが冷えないから今すぐ修理業者を呼ばなきゃ!」と焦る前に、まずはご自身でできる簡単なセルフチェックと応急処置を試してみてください。

実は、業者を呼んだ原因の約2割〜3割が「フィルターの清掃不足」や「コンセントの不具合」など、自力で解決できるケースです。業者を呼んで「異常なし」と言われた場合でも、出張点検料(5,000円〜1,0000円程度)が発生してしまうため、以下の4つのステップを必ず順番に試してみましょう。


【業者を呼ぶ前のセルフチェック4ステップ】

ステップ①:リモコン設定の再確認(冷房18℃・風量強でテスト)
      │
ステップ②:室内機フィルターの掃除(ホコリを完全除去)
      │
ステップ③:室外機周辺の片付け&日陰作り(30cm以上のスペース確保)
      │
ステップ④:電源プラグ抜き差しによるリセット(5分間放電)

ステップ①:設定温度と運転モードの再確認・テスト運転

まずは、基本中の基本である設定を確認します。


  1. リモコンの液晶画面を見て、運転モードが確実に「冷房」になっているか確認します(「自動」や「除湿」からは切り替えてください)。

  2. 設定温度を一度「18℃〜20℃(最低設定)」まで下げます。

  3. 風量を「自動」ではなく「強」または「風量最大」に設定します。

  4. この状態で約10分〜15分間放置し、室内機の吹き出し口から冷たい風が出てくるか様子を見ます。

※室外機が動き出すまでに3分〜5分程度のタイムラグ(遅延タイマー)があるため、設定を変えてすぐには冷風が出ないことがあります。必ず10分以上待って判定してください。


ステップ②:室内機フィルターの徹底清掃

フィルターの目詰まりが原因の場合、掃除をするだけで嘘のように冷風が復活することがあります。


  1. エアコンの電源を切り、前面パネルを持ち上げてフィルターを取り外します。

  2. 掃除機を使って、フィルターの表側からホコリを丁寧に吸い取ります。

  3. 汚れがひどい場合は、浴室などで裏側からシャワーのシャワー水圧をかけて洗い流します(※表側から水をかけるとホコリが網目に詰まるので注意)。

  4. 陰干しで完全に乾燥させてから、本体にしっかりセットし直します。

同時に、フィルターを外した奥に見える金属のひだ(アルミフィン)にホコリがびっしり詰まっていないかも確認してください。


ステップ③:室外機周りの片付けと「打ち水」による冷却

室外機の環境を整えることで、冷房効率が激変します。


  1. 室外機の正面および周囲30cm以内に置いてあるプランター、段ボール、物置などをすべて退けて配管の通り道を確保します。

  2. 室外機の裏側(吸い込み口)に落葉やゴミが詰まっている場合は取り除きます。

  3. 夏場の直射日光で室外機の天板が触れないほど熱くなっている場合は、室外機から少し離れた周りの地面に「打ち水」をしたり、室外機の上に濡れタオルを置いたりして本体を冷やしてみてください(※プロペラの中に直接水をかけるのは故障の原因になるので厳禁です)。

ステップ④:電源プラグ抜き差しによる「マイコンリセット」

エアコンの内部には小さなコンピュータ(マイコン)が搭載されており、一時的なノイズや電圧の不調によってエラー状態(フリーズ)に陥っていることがあります。パソコンやスマートフォンと同じように、再起動(リセット)させることで正常に戻るケースが多々あります。


  1. リモコンでエアコンの運転を停止します。

  2. 壁のコンセントからエアコンの「電源プラグ」を抜きます。

  3. そのまま「約5分間〜10分間」放置します(内部の電気を完全に放電させます)。

  4. 再び電源プラグをコンセントに奥までしっかり差し込みます。

  5. リモコンで冷房運転を開始し、10分ほど様子を見ます。

※高所にあってコンセントに手が届かない場合は、住宅の分電盤(ブレーカー)にある「エアコン専用ブレーカー」を落として5分後に上げてください。


3. 一目で判別!「冷媒ガス漏れ」が起きているか調べる3つのサイン

上記のセルフチェックをすべて試しても冷えず、室内機から生ぬるい風が出続ける場合、原因として最も疑われるのが「冷媒ガスの漏れ」です。


専門的な圧力計などの道具を持っていなくても、ベランダや屋外にある「室外機」を観察することで、自宅で簡単にガス漏れを判別できる3つの強力なサインがあります。

サイン①:室外機の細い配管バルブに「白い霜」がついている

室外機の側面を見ると、室内機から伸びてきている2本の銅管(太い管と細い管)が接続されている部分(バルブ)があります。この接続部を目視でチェックしてみてください。


  • ガス漏れ確定の症状: 「細い方の銅管バルブ」に、かき氷のような白い氷の霜(シモ)がびっしりと付着している。

  • 正常な状態: バルブの表面が水滴で濡れている(結露している)。

【なぜ霜がつくのか?】

配管から冷媒ガスが漏れて管内の圧力が低下すると、残ったガスがバルブ付近で異常な蒸発(減圧蒸発)を起こします。これにより周囲の温度を一気に氷点下まで下げるため、空気中の水分が瞬時に凍りついて白い霜になります。


細い配管に白い霜がついているのを発見した場合、99%の確率で冷媒ガス漏れを起こしていると断定できます。


サイン②:冷房運転中なのに「室外機から温風が出ない」

正常な冷房運転を行っている場合、室外機のプロペラファンからは室内の熱を放出した「生温かい〜熱い風」が勢いよく吹き出してきます。


しかし、ガス漏れを起こしているエアコンの場合、室内から熱を運ぶキャリア(ガス)が存在しないため、室外機のファンが回転していても、出てくる風が「ただの外気と同じぬるい風」のままになります。


冷房を入れて10分以上経っているのに、室外機の前に立っても全く熱気を感じない場合は、ガス抜けを起こしています。


サイン③:室内機から「シュー」「ボコボコ」とガスが流れる異音がする

室内機の風の吹き出し口付近や奥から、普段は聞こえない以下のような不自然な異音が聞こえることがあります。


  • 「シュー」「ジュージュー」: ガスが狭い漏れ穴から噴き出している音、または冷媒が無理に流れている音。

  • 「ボコボコ」「ポタポタ」: 配管内のガス圧が下がり、気体と液体が不規則に混ざり合って流れている音。

ホコリ詰まりによる風切り音(ボシューという音)とは異なる、液体や空気が漏れるような異音がする場合は、冷媒回路の不具合です。


4. 修理費用相場一覧(作業内容・部位別)

セルフケアで改善せず、プロの出張修理業者やメーカーサポートに点検・修理を依頼する場合、費用は一体いくらかかるのでしょうか?


エアコンの修理費用は、「基本出張料(3,000円〜5,000円) + 技術料・作業工賃 + 交換パーツ代」の合計額で算出されます。故障原因ごとのリアルな費用相場をまとめました。


【エアコン修理の費用相場一覧】

・出張点検・簡易調整(部品交換なし): 5,000円 〜 10,000円程度
・冷媒ガスチャージ(ガス補充のみ)  : 15,000円 〜 25,000円程度
・冷媒ガス漏れ修復 + 真空引き + 充填: 25,000円 〜 45,000円程度
・温度センサー(サーミスタ)交換    : 13,000円 〜 25,000円程度
・制御基板(室内機または室外機)交換 : 20,000円 〜 45,000円程度
・室外機ファンモーター交換          : 20,000円 〜 38,000円程度
・コンプレッサー(圧縮機)交換      : 60,000円 〜 100,000円以上

以下に、それぞれの修理作業の内容と注意点を詳しく解説します。


① 出張点検・簡易調整(部品交換なし):5,000円 〜 10,000円程度

作業員が現地を訪問し、ガスの圧力チェックやエラー履歴の診断を行った結果、部品交換が不要で「リモコンの再設定」や「簡易的なフィルター清掃」「高所作業なしの配管位置調整」だけで完了した場合の費用です。作業自体は30分程度で終了します。


② 冷媒ガスチャージ(補充+真空引き):15,000円 〜 45,000円程度

ガス抜けを起こしている場合の修理費用です。作業レベルによって金額が異なります。


  • 簡易ガス補充(応急処置):15,000円 〜 25,000円


    漏れ箇所の修復を行わず、単に足りなくなったガスを充填する作業です(※漏れ穴を塞いでいないため、数日で再発する危険性があります)。

  • 漏れ箇所の修復 + 真空引き + 規定量全量充填:25,000円 〜 45,000円


    プロが行う正統派の修理です。ガスが漏れている原因箇所(配管のフレア接続部など)を特定して再加工して穴を塞ぎ、真空ポンプで配管内の空気と水分を完全に抜き取った上で、電子秤でメーカー規定量のガスを厳密に注入します。

③ 温度センサー(サーミスタ)の交換:13,000円 〜 25,000円程度

室温や熱交換器の温度を測定するセンサーパーツの交換作業です。室内機側、室外機側どちらのセンサーかによって費用は前後しますが、部品代自体は数千円のため、比較的安価に短時間(30分〜1時間)で修理が完了します。


④ 制御基板(電装基板)の交換:20,000円 〜 45,000円程度

室内機または室外機の中に格納されている、エアコンの「頭脳」にあたる精密プリント基板を丸ごと交換する作業です。


落雷(雷サージ)やヤモリ・虫の侵入によるショート、長年の結露で基板が腐食した場合に発生します。型番ごとの専用基板を取り寄せる必要があるため、即日修理ができず、パーツ到着まで数日かかります。


⑤ 室外機ファンモーターの交換:20,000円 〜 38,000円程度

室外機のプロペラを回転させるためのモーターパーツの交換作業です。モーターの軸受けが摩耗して「ガラガラ」と異音がしたり、モーターが焼き付いて回らなくなった場合に交換します。


⑥ コンプレッサー(圧縮機)の交換:60,000円 〜 100,000円以上

室外機の中にある心臓部パーツの交換です。作業には室外機の全面分解、既存ガスの回収、溶接工具を使った銅管の切り離しと新コンプレッサーの溶接接合、真空引き、ガスの全量新規充填という、エアコン修理の中で最も大がかりで高度な技術を要する作業となります。


部品代・技術料ともに最高額となるため、6畳用の標準モデルであれば「新品を買い替えた方が安い」という逆転現象が起こります。


5. 「修理」か「買い替え」か?損しない判断の分岐点

「風が出るのに冷えないエアコン。数万円払って修理すべきか、それとも10万円出して新品を買うべきか?」


これは故障に直面した多くの方が最も頭を悩ませるポイントです。損をしないための決断を下すために、「使用年数」「故障部位」「設置部屋の広さ」という3つの軸で判断しましょう。


【修理 vs 買い替え 判断のチェックフロー】

Q1. エアコンの購入・設置からの使用年数は?
 ├─ 5年未満 ───────────────► 【原則:修理】(保証が使える可能性大)
 ├─ 6年〜9年 ──────────────► Q2へ進む
 └─ 10年以上 ──────────────► 【原則:買い替え】(寿命&補修パーツ保有終了)

Q2. 提示された修理の見積もり金額は?
 ├─ 3万円未満 ─────────────► 【修理がお得】(延命の価値あり)
 └─ 5万円以上 ─────────────► 【買い替えがお得】(二重修理リスク回避)

判断軸①:設置からの「使用年数」(10年の壁)

  • 購入から5年未満の場合:【修理】がお得!


    設置から5年以内のエアコンであれば、他のパーツはまだまだ健全です。また、メーカー保証(通常本体1年、冷媒回路は5年)や、家電量販店の「5年・10年延長保証」が使えるケースが多く、自己負担額ゼロまたは数千円で直せる可能性が非常に高いため、修理一択です。

  • 購入から6年〜9年の場合:【見積もり金額次第】!


    非常に悩ましい時期です。一般的なエアコンの設計上の標準使用期間は「7年〜10年」です。修理見積もりが「3万円以内(ガスチャージやセンサー交換)」で済むなら修理をしてあと数年延命させる価値があります。しかし、「5万円以上(基板交換やコンプレッサー故障)」かかるなら買い替えをおすすめします。

  • 購入から10年以上経過している場合:【迷わず買い替え】を推奨!


    10年以上使っているエアコンは、迷わず新品への買い替えをおすすめします。経済産業省の指導により、メーカーが修理用パーツを保有する義務期間(補修用性能部品の保有期間)は製造打ち切り後10年間と定められています。パーツが無くて修理できないケースが増える上、今回4万円払ってガスを補充して直したとしても、翌年に基板やファンモーターが壊れて再び高額な修理費がかかる「修理貧乏」に陥るリスクが高いためです。

判断軸②:設置されている「部屋の畳数」

  • 6畳〜8畳用(寝室・子供部屋など)の場合:


    6畳用の標準モデルは、時期によっては標準工事費込みで6万円〜8万円前後で購入できるセール品が豊富にあります。修理費に3万5,000円〜4万円かけるくらいなら、数万円足して新品を買った方が、新品保証もついて長期的にお得です。

  • 14畳以上用(大型リビング)の場合:


    リビング用のハイスペック機は、本体代+工事費で15万〜25万円以上する高額商品です。この場合、仮に修理費に4万円かかったとしても、新品購入額に比べれば大幅に安く抑えられるため、購入から6〜7年程度であれば修理を選択する合理性があります。

6. 賃貸アパート・マンションで冷えなくなったときの鉄則

あなたが賃貸マンションやアパートにお住まいの場合、エアコンからぬるい風しか出なくなったからといって、自分の判断で勝手に修理業者を手配したり、電気店で買い替えの手配をしてはいけません。


これを行うと、大きな金銭トラブルに発展する危険性があります。


なぜ勝手に業者を呼んではいけないのか?

賃貸物件の部屋に最初から備え付けられているエアコンは、「大家さん(貸主)の所有物(設備)」です。


民法第606条により、賃貸設備の修繕義務は貸主側にあります。管理会社や大家さんに連絡せずに入居者が勝手に業者を呼んで修理や交換をした場合、後からその請求書(数万円〜十数万円)を大家さんに提出しても、「事前に許可を出していない」「こちらの提携業者ならもっと安く直せた」という理由で、1円も払ってもらえず全額自己負担になるトラブルが全国で多発しています。


賃貸物件での正しい対応手順

  1. 室外機や室内機の状態を確認・メモする: 室内機の側面シールで型番(品番)と製造年を確認し、ランプが点滅している場合はエラーコードをメモします。

  2. 管理会社または大家さんの緊急窓口へ電話する: 「冷房を入れているがぬるい風しか出ず、部屋が冷えない。型番は〇〇で、ランプが点滅している」と伝えます。

  3. 管理会社手配の業者に無料で対応してもらう: 通常の使用による故障(経年劣化やガス抜け等)であれば、修理費や買い替え費は100%大家さん側の負担(無料)で対応してもらえます。

※猛暑で命の危険があり、管理会社と連絡がつかない夜間などの場合は、「後日精算という形で、今から自分で即日対応業者を呼んでも良いか」の許可を留守番電話やメールに残してから動くようにしましょう。


7. 失敗しない!信頼できる修理プロの選び方

エアコン修理の業界では、残念ながら「基本料500円〜」「出張費0円!」といった極端な格安広告で集客し、現地に来てから「特殊な故障だから」と不安を煽り、最終的に10万〜20万円の高額請求をする悪質業者が社会問題化しています。


安心して依頼できる優良な修理業者を見抜くために、以下の4つのチェックポイントを必ず確認してください。


【優良修理業者を見抜く4つのチェックリスト】

* [ ] 作業前に「確定の総額見積もり」を書面で出してくれるか?
* [ ] 「第一種・第二種電気工事士」などの国家資格を保持しているか?
* [ ] ガスの充填時に「真空引き作業」を必ず行うと明言しているか?
* [ ] 固定電話番号や拠点住所がWebサイトに明記されているか?

ポイント①:作業前に「確定した総額見積もり」を提示してくれるか

優良な業者は、現地で圧力検査や点検を行った後、実際に工具を持って作業に入る前に「今回の修理はフレア再加工とガス真空引き全量充填で、合計〇〇円(税込)です。これ以上の追加料金は一切発生しません」と明確な見積書を提示し、顧客のサイン(同意)を得てから施工します。


「作業してみないと金額がわからない」と言って分解を始め、作業後に高額な請求書を突きつけてくる業者は即座にお断りしましょう。


ポイント②:「第一種・第二種電気工事士」などの国家資格を保有しているか

エアコンの電装部の修理や配線処理、基板交換には、国家資格である「電気工事士」の資格が必要です。資格を持たない無許可の作業員を派遣するブローカー事業者には注意が必要です。


ポイント③:ガスチャージ時に「真空引き」を確実に行うか

電話や現地見積もりの際に「ガスを入れる際、真空引き作業は行いますか?」と質問してみてください。


「真空引きは別料金です」「ガスを足すだけなら真空引きは不要です」と答える業者は技術力・知識ともに欠けています。真空引きを行わずにガスを入れると、配管内の水分が凍ってコンプレッサーを急速に破壊するため、必ず真空引きを工程に含めている業者を選びましょう。


ポイント④:「出張見積もり無料」かつ拠点が明確か

自社で施工スタッフを抱えている優良事業者は、対応エリアを明確に開示しており、訪問前の概算見積もりにも電話で親身に応じてくれます。固定電話番号や会社の拠点住所が明記されているか確認しましょう。


8. まとめ:風は出るのに冷えないトラブルは早めの点検を!

エアコンの風は出ているのに冷えないトラブルについて、原因から応急処置、修理費用、業者選びまで網羅的に解説してきました。


最後に、本記事の重要なポイントをもう一度復習しましょう。


  1. 風が出るのに冷えない場合、まずは「フィルター清掃」「設定確認」「室外機周りの片付け」「コンセントの5分間抜き差し」を試す!

  2. 室外機の細い配管バルブに白い霜がついている場合は「冷媒ガス漏れ」の確率が極めて高い!

  3. ガスチャージの修理費用相場は1.5万〜2.5万円(配管修復や真空引きを伴う場合は2.5万〜4.5万円)。

  4. 設置から10年以上経過しているエアコンは、修理するよりも最新型への買い替えが圧倒的にお得!

  5. 賃貸物件の場合は自己判断で手配せず、必ず「管理会社・大家さん」へ連絡して無料で対応してもらう!

猛暑の季節や真冬の時期、エアコンが正常に機能しない状態を我慢して放置すると、室内での熱中症や体調不良など、命に関わる深刻な健康被害を引き起こすリスクがあります。


「風は出るけれど冷えがおかしいな」と感じたら放置せず、まずは本記事のセルフチェックを行い、改善しない場合は信頼できるプロの出張修理業者へ早めの点検を依頼して、スピーディーに快適で安全な室内環境を取り戻しましょう!


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■ 和歌山県

  • 対応市町村


    • 和歌山市、海南市、岩出市、紀の川市、橋本市、有田市、御坊市、田辺市、新宮市

[北陸エリア]

■ 石川県

  • 対応市町村


    • 金沢市、白山市、小松市、加賀市、能美市、野々市市、かほく市、七尾市、羽咋市

■ 富山県

  • 対応市町村


    • 富山市、高岡市、射水市、魚津市、黒部市、滑川市、砺波市、南砺市

■ 福井県

  • 対応市町村


    • 福井市、坂井市、越前市、鯖江市、敦賀市、小浜市、大野市、勝山市

[中国・九州・東北エリア]

■ 広島県

  • 広島市(全域)


    • 中区、東区、南区、西区、安佐南区、安佐北区、安芸区、佐伯区

  • その他対応市町村


    • 福山市、呉市、東広島市、廿日市市、尾道市、三原市、府中市、三次市、庄原市、大竹市、竹原市、江田島市

■ 福岡県

  • 福岡市(全域)


    • 東区、博多区、中央区、南区、西区、城南区、早良区

  • 北九州市(全域)


    • 門司区、若松区、戸畑区、小倉北区、小倉南区、八幡東区、八幡西区

  • その他対応市町村


    • 久留米市、飯塚市、春日市、大野城市、筑紫野市、太宰府市、宗像市、福津市、糸島市、直方市、行橋市、中間市、古賀市、小郡市、柳川市、大牟田市

■ 宮城県

  • 仙台市(全域)


    • 青葉区、宮城野区、若林区、太白区、泉区

  • その他対応市町村


    • 名取市、多賀城市、塩竈市、富谷市、岩沼市、石巻市、大崎市、登米市、気仙沼市、栗原市、白石市、角田市、東松島市

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この記事を書いた人

鈴木ユウホ

鈴木ユウホ

取締役 COO(最高執行責任者)

東証グロース市場への上場、そして事業バイアウトという稀有な経歴を経て、レスキューGOに参画。 代表・金山が掲げる「不透明な業界をクリーンにし、地域に真の安心を届ける」という理念に深く共鳴し、その志を共に形にすべく経営の舵取りを担う。百戦錬磨のビジネス経験を、地域の暮らしを守る現場の力へと変換し、業界の新たなスタンダード構築に情熱を注ぐ。

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